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2025年感謝的ヨエコニュース|ロングバージョン
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ヨエリストの皆様へ
早いもので、2025年ももう終わろうとしております。
音楽活動を再開して3年目。
また今年も1年、曲を聴いて下さったり、ライブにいらして下さったり…
また、XやInstagramやお手紙など、温かいメッセージも頂け、私はこうして生きることができました。
皆様から、どれだけ元気を貰ったか計り知れません…
本当にありがとうございました。
そこで「2025年感謝的ヨエコニュース」を振り返ってみたいと思います。
まずは、2月22日に大手町三井ホールにて
「ニューヨエコショー2025〜ラプソディ〜」を開催しました。
三井ホールは、ホワイエが広く、楽しいコラボを沢山お作り致しました!
「焼き菓子komugi」さんの出店、お洋服ブランド「Cepo」さんの出店、インストバンドの「ササニシカ」の皆さんのライブもありました。
と、ここまでは素晴らしかったのですが…
ヨエコのライブ本編の方は、冷や冷やドキドキでした。
前々日のリハでは異変はなかったのですが、前日に突如声が枯れてしまうという緊急事態が起きました。
ライブ当日、ボイスクリニックをどうにか予約でき、朝一で点滴を2本打って本番に臨みました。
皆様の頼もしい応援と優しさにパワーを頂き、どうにか予定通り歌い切ることができました!
セットリストを振り返ると、まだアルバム「ニューヨエコ」「ニューヨエコII〜ラプソディ〜」からの選曲。
しかし、1度目のアンコールでは皆様に喜んで頂けるサプライズをしたくて、まだ発売前の『Doremi Song』 『Country Color』を歌いました。
曲名を言った時、皆様からキャーと悲鳴が上がったのをよく覚えております!
謎のシンガーmachiは実は私なんですと、公共の場で初めて告白しました。
と、いうことで、次のニュースは…
4月16日 『Country Color/Doremi Song』両A面シングル発売です!
私の手帳によると、3月1日にRe-Trickのレコーディング、5日にジャケットの写真撮影、次の日6日に弦カルテットのレコーディング、10日にコーラスのレコーディング、そして私の歌は24日と25日という、高速な制作スケジュールでした。
予定通り4月16日に発売ができて本当に良かったです!
そして5月からは、いよいよ『ニューヨエコIII〜For You〜』のレコーディングに突入しました。
初日は何と!スケジュール上、前半Re-Trick、後半弦カルテットと、同じ日に全曲レコーディングしたのです!!
ヨエケストラの皆様、さすがでした!
痺れる演奏が録音できたと思います。
コーラスと歌は6月に入ってから、あとトランペット、フリューゲルホルン、フルート、サックスもギリギリ6月中に録音することができました。
歌のレコーディングは7月の第1週まで続きました。
こちらも、締め切りにギリギリ間に合いほっとしました。
そんなレコーディング中に行われたのが、
6月15日渋谷伝承ホールでの
「ヨエリストミーティング2025 in Tokyo」です。
お昼はファンクラブの方限定、夜はどなた様もご参加頂ける二部制のイベントでした。
お昼のトークショーでは、ずっとお伝えしたかった私の持病「統合失調症について」を、資料などもお配りし、お話させて頂きました。
ステージに立つ障がい者として、歌だけではなく、社会貢献の1つとして、こんな病気がある、このような症状がある、こんなエピソードがある、このように接して頂きたい等、限られたお時間にはなりましたが、ご理解頂けるように努めました。
もちろんライブがメインなんですが、このようなトークショーはこの1回限りではなく、また定期的に開催できたらいいなと考えております。
それが、この病気を背負うことになった使命でもある気がしてならないのです。
そして、夜のトークショー、「ヨエリスト検定」は、おちょこちゃんも登場しました。
なかなかのハイレベル問題に、心の中で祈るように正解を呟いておりましたが、皆さん優等生さんでびっくりしました!
検定の方も、またいつか開催されると思いますので、どうぞ日々のXなどの投稿をガン見(笑)してチェックしていて下さいね。
ライブでは、お昼と夜とセットリストを変えて行い、アンコールは発売前のアルバムからも歌いました。
第一部は『沈める街』、第二部は『春の歌』です。
この2曲はやはり人気なんだなと、皆様の反応を拝見して改めて感じることができました。
ライブ後は、来て下さったお礼で、レコーディングほやほやの『通知表』を会場で流しました。
この日はそんな『通知表 シングルバージョン』、そして『春の歌 先行シングル』のダウンロードでの発売日でもありました。
真っ先にお聴き頂いた皆様、ありがとうございました!
そして、ヨエリストミーティングを挟んで行っていたレコーディングも無事に終わり、
また誕生日9月20日にアルバム『ニューヨエコIII〜For You〜』が無事発売となりました。
For Youの由来は、皆様に人気のある曲を、つまり、あなたのためにお届けします、です。
特に『沈める街』は、日本のファンの皆様だけでなく、海外の方からも人気で、収録して本当に良かったなと思いました。
ただ、『沈める街』は23年程前『人間辞めても』のカップリング曲としてちらっと登場した曲なのですが、どういう経緯で皆様がお知りになったのか、是非教えて頂きたいです!
今だに海まで超えたこの曲の知名度(?)に驚き中です!
あとは、何と言っても、また電撃的な曲が完成しました。
言わずもがな『通知表』です。
ヨエコ史上1番沢山の「感想文」を受け取りました。
この曲は書いてしばらくは、涙がこみ上げてきて、途中からずっと歌えませんでした。
それは、どの曲よりも事実に沿った歌だったからです。
入退院を繰り返していた頃の何も成し得てない自分は、きっと神様の暇つぶしで作られたおもちゃの1つなんだろう…としか思えませんでした。
また、毎回、Cメロ(「そんな風に言って欲しかった…」以降)では母の顔が浮かび平常心ではいられなかったのです。
私は、しつこいくらいの歌の練習をするのですが、なかなか上手くなれません…
でも、例えるなら、自分の羽を抜いて紡いで曲を作っています。
これからも血の通った歌詞で、巡り回り誰かのお役に立てるような曲を作ること。
また、下手なりにも精一杯気持ちだけはぎゅうぎゅうに込めて歌っていきたいと思っております。
おかげさまで『通知表』は、そんな風にまた一段、奮い立たせてくれる曲にもなりました。
発売日次の日、9月21日は、タワーレコード新宿店さんでのインストアライブでした。
足をお運び下さった皆様、ありがとうございました!
直接CDをお渡しでき、嬉しかったです。
『通知表』も泣かずに歌えました。
そして2025年1番のクライマックスは、
11月16日、有楽町ヒューリックホールでの
「ニューヨエコショー2025〜For You〜』
ここでもやはり神様は意地悪で、10月に入ってから持病の統合失調症が陰性症状に傾いてしまい、希死念慮と寝たきりの日々が続きました。
また、左側の声帯の浮腫も治らないという試練をも与えられました。
ライブを中止したら、ファンの皆様や沢山のスタッフさん、バンドメンバーに多大なるご迷惑をかけてしまう…と言う思いの方が強く、気力だけでライブ決行を決めました。
皆様からは「休んで下さい」とのお声を頂く中、事務所の代表水谷さんも「これが人生最後のライブじゃないし、当日ドタキャンでもいいから。」と言って下さり、大きな勇気に繋がりました。
こうしてまた、前日にボイスクリニックへ行き点滴を打って貰いました。
結局、セットリスト全曲は練習できずに本番を迎えました。
正直私にとって、ライブやレコーディング、つまり歌うことは、とても緊張するひと時です。
終わると、あんなに時間を費やした練習の半分も出せなかった!と、毎回1人反省会をします。
しかし、ヒューリックホールのステージで歌っている時は、不思議にも病気のことは忘れ、喉の不調も忘れ、1周回って楽しいとさえ思いました。
ライブが楽しい!
25年目にして、初めてそう思うことができたのです。
もちろん、聴き返すとまだまだ自分で納得できる歌は唄えてはいない…というのが本心ですが、前向きな心持ちでもっと色んな方向からボイトレしよう!そしたらより楽しく歌える!
と、上を向くことはできたのです。
これも、ファンの皆様の存在があるからこそです。
さて、最後に…
体調のことで沢山ご心配をおかけしておりまして、申し訳ありません。
現在の体調の回復度は、50%位かなと自分では思います。
(この文章も、頭が回らないので、読み辛いことになっていたら、ごめんなさい…)
毎日シーソーで、良かったり悪かったり、まだ安定はしておりませんが、医師の助言の下、無理なく少しずつ、今の私ができることを丁寧にやっていこうと思う2025年末日です。
長くなりましたが、今年も皆様にとてもとても助けて頂き、何とか音楽活動ができたことは、感謝してもし切れません。
重ね重ねにありがとうございます!
恐縮ですが、ちょっぴり亀の歩みなこんな私の2026年にも、のんびりとお付き合い、そして引き続き応援を頂ければ大変幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。
ということで、「2025年感謝的ヨエコニュース」でした!
皆様にとっても、来年が健やかで楽しい1年になりますように、心より願っております。
そして、皆様の「楽しい」の一部分を、微力ながらお手伝いできるようになりたいです。頑張ります。
ヨエコ
